我が家では9か月頃から手づかみ食べを始めました。
自分の手で食材を握って、初めて口に運べた時には感動したものです。
しかし、それと同時にある悩みが出来ました。
それは、子どもが食器をひっくり返して遊ぶこと。
せっかく用意した食事はこぼれてしまうし、
後片付けが超~大変・・・
そこで、あれやこれやと試行錯誤し、
手づかみ食べで食器をひっくり返す息子への対策を講じました。
結果、うまくいって良いことだらけ!!
- 食器をひっくり返されなくなった
- 後片付けがめちゃくちゃ楽になった
- 一緒にゆっくり食事が出来る
この記事では、手づかみ食べで食器をひっくり返す息子に対して
我が家で実際に試して良かった対策と活躍した便利グッズについて紹介します。
【手づかみ食べ】子どもが食器をひっくり返す時の3つの対策
手づかみ食べを始めたはいいものの、食事の度に何度も食器をひっくり返す息子・・・。
そこで、我が家では主に3つの対策をしています。
- ひっくり返らない食器を使う
- 汚れても良い環境を作る
- 後片付けが簡単なメニューを取り入れる
- ほどほどで食事を切り上げる
ひっくり返らない食器を使う
ひっくり返らない食器を使って手づかみ食べをさせることにしました。
我が家で使っているのは、こちらです。(楽天市場で購入)
価格:2,580円 |
底が吸盤のようになっていて、テーブルに密着。
小さな子どもの力では簡単にひっくり返らないようになっています。
口コミをもとにこちらを購入してみましたが、
体感としては、食器をひっくり返される回数が9割程減りました。
食器がカタカタしないので、手づかみ食べもしやすい様子。
作ってくれた人、ありがとう・・・!
大人の力では簡単に外すことができます^^
プレートとボウル、スプーン、フォークの4点がセットになっていて、
手づかみ食べではプレートを主に使用しています。
今後スプーンやフォークの練習を始めようと思っているので、ボウルなども愛用する予定です。
汚れても良い環境を作る
手づかみ食べの時に、汚れても良い環境を整えておくのも有効です。
食器をひっくり返されても、食べこぼしの後片付けが随分楽になります。
食器をひっくり返されると、周囲がスゴイことになり片付けに一苦労・・・
3回食にもなると、食事の準備と食べこぼしの後片付けで1日が終わるような感覚です。
いい加減にしてくれ~~~!!!
そうは言っても息子はまだまだ赤ちゃん。
突然きれいに食べられるようになることはありません。
そこで出来るのは掃除が楽な環境づくり。
ベビーエプロン(楽天)を着用したり、
ピクニックシートなどを床に敷いておくと良いですね。
(シリコン製スタイやテーブルマットはダメでした。詳しくは記事後半で)
お食事エプロンは長袖のもので、首元と袖が絞ってあるものがおすすめです。
我が家は口コミを参考にこちらのベビーエプロンを購入しました。
価格:870円 |
ご飯が口からこぼれてしまったり、
食事中の手でテーブルや床を触りまくる時に、慌てなくて済みます^^
首元と袖がキュッと絞られているので、洋服が汚れることもありません。
後片付けが簡単なメニューを取り入れる
食器をひっくり返された時、水分量の多いものや、細かく散らばるものは片づけが大変です・・・。
特に、危険なのがブロッコリーの穂先・・・!
ブロッコリーは栄養も豊富なので赤ちゃんに食べさせたいのですが、
柔らかく煮たブロッコリーそのものだとボロボロになって散らかってしまいます。
しかも洋服にくっついて掃除も難しい・・・
そこで散らかりにくいよう調理で一工夫。
細かく刻み、卵焼きやおやきに混ぜると◎。
そのほかにも記事後半で後片付けが楽になる手づかみ食べメニューをまとめています。
是非参考にしてください。
散らかっても、
被害が最小限に済みます^^
栄養も摂れるし一石二鳥。
ほどほどで食事を切り上げる
子どもが食器をひっくり返して、食事が全く進まない状況になったら食事を切り上げます。
「お腹が空いてないのかな?ご飯終わりね~!ごちそうさま~!」と伝えて、食事終了。
お腹が空いていないタイミングで食事をさせると、子どもも食事に集中せず
食器をひっくり返して遊んでしまいます。
お腹が空いていると、食べ物に集中してくれるので、子どもがお腹が空いた時に食べさせるとよいですね。
「お昼は12時!」と決めず
おなかが空いたタイミングで。
日によっては11時、13時と時間はマチマチでOK
【手づかみ食べ】食器をひっくり返す子向け便利グッズ
ひっくり返らない食器
価格:2,580円 |
お食事用防水エプロン
我が家で愛用しているのは、こちらです。(長袖タイプ)
撥水加工されているので、手入れも楽々!
じゃぶじゃぶ水洗いしても、ハンガーに吊るしておくとすぐに乾きます^^
価格:870円 |
番外編:我が家には合わなかったもの
息子に合わなかったものはシリコン製スタイやテーブルマットです。
シリコン製スタイは出産前から良いなと思っていたのですが、いざ使ってみると
- 付け心地を嫌がる
- 汚れをカバーできるのは胸元だけ
という状態でした。
手づかみ食べの時期には、
「食事でなぜそこが汚れる!?」というような場所も汚れるので、
スタイを付けても汚れまみれ・・・
息子も付け心地が不快だったのか、手づかみ食べに集中しないし、
汚れはひどいままで片付けの負担も減りませんでした。
もう少し上手に食べれるようになったら(2歳くらい?)、また使ってみる予定です。
テーブルマットは、ランチョンマットのようになっているシリコンのものを購入。
テーブルの掃除が楽になるかな?と思いましたが、息子はこれをオモチャだと認識・・・・
食器をひっくり返すどころか、テーブルマットごとひっくり返して遊んでしまいました。
振り回した時の音や感触が楽しかったみたい。
そう来たか・・・・・泣
3歳児のママをしている友人は、
3歳くらいになるとテーブルマット活躍すると思うよ!と言っていました。
なので、テーブルマットもしばらく寝かせておく予定です^^;
【手づかみ食べ】食器がひっくり返っても後片付けが簡単なメニュー
食器をひっくり返されても被害が最小限で済む!
そして子供も食べやすい!
そんなママにも子どもにも優しい手づかみ食べメニューを集めました^^
お子様の発育に合わせて試してみてください。
初めての食材は、少量から始めてくださいね!
食パン
我が家は食パンから手づかみ食べを始めました!
切るだけで良いし、散らからないから手づかみ食べの練習にぴったり。
サンドイッチ用の食パン(12枚切くらい)から慣らして、慣れてきたら8枚切の食パンに。
(耳は硬いので、切り落としてあげましょう。)
海苔巻き
食べこぼしの後片付けで
面倒クサイ食材ランキングの上位、ご飯つぶ・・・。
ベタベタするし、
ベタベタするし、ベタ(略
準備に少しだけ手間はかかりますが、海苔巻きにすると散らかりにくいです。
息子にとっても、ご飯のベタベタは不快らしく、
小さいサイズのおにぎりもあまり触ろうとしません。
そこで、海苔巻きにすると好んでパクパク食べてくれましたよ♪
海苔には食物繊維やビタミン類も多く含まれるので、栄養価もアップ。
我が家では、焼きのりを3等分したものに、ご飯を1~2cm幅で乗せて細巻きに。
キッチンバサミで小さくカットして与えています。
ベビーふりかけや鰹節を乗せたりするのも良いですね。
散らかりにくい!
食べやすい!
栄養価もUP!
一石三鳥!
おやき
手づかみ食べの定番メニュー、おやき。
冷凍保存できるので、常に数種類をストック(冷凍)しています。
ブロッコリーのように散らばりやすい野菜も、
おやきに混ぜると後片付けが楽ちん。
我が家では、おやきのベース(※)に、
ツナやしらす、ブロッコリーなどみじん切り野菜を加えたおやきを作っています。
具材の例)
- しらす+粉チーズ
- ブロッコリー+玉ねぎ
- ツナ+キャベツ+にんじん
※おやきのベース:潰したじゃがいも(かぼちゃ)+同量の絹ごし豆腐+片栗粉適量
卵焼き
おやきと同様に、細かく刻んだ食材を混ぜて卵焼きを作ることも。
ほうれん草や小松菜など葉野菜も食べやすくなります。
はんぺん
はんぺんは、食器をひっくり返されてもノーダメージです。笑
表面を軽く焼き、サイコロのようにカットして与えています。
全くと言っていいほど汚れません^^!
手づかみ食べ、子どもが食器をひっくり返すのはいつまで?
子どもが食器をひっくり返すのは「遊び食べ」の一種です。
個人差があるものの、遊び食べは2~3歳まで続くと言われています。
手づかみ食べの間は、間違いなく食器をひっくり返し続けるでしょう。
先はまだまだ長いなぁ・・・!
親にとっては、食器をひっくり返す子どもにうんざりきてしまいますが、
遊び食べは子どもにとって「学習」の一つなんですよね。
食器や食器を見て「これ、なんだ?」と触って確かめたり
物を握っては離して、落ちる様子を観察しているというのです。
食べ物で遊ぶな、が通用するのは
もう少し大きくなってから。
手づかみ食べをしている子どもには、まだ十分に言葉が通じません。
そのため、食器をひっくり返すことを叱っても効果が無いんですよね・・・。
むしろ、怒った顔を見て子どもはケタケタ笑っていたりします。
そのため、子どもが食器をひっくり返す時の対策としては、
- ひっくり返らない食器
- 汚れても良い環境
- 汚れにくいメニュー
を取り入れることが親の負担を減らす近道かな、と思います。
いつか子どもたちは遊び食べを卒業し、食器をひっくり返さなくなります。
その時までの辛抱、便利グッズを取り入れながら、乗り切りましょう^^;!
参考になれば嬉しいです。
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