お友達も増え、保育園での集団生活にも慣れてきた頃、
突然始まった2歳息子の登園拒否。
「保育園行かない!」と、朝の出発時にギャン泣きするように。。
- 楽しく通っていたのに、突然どうしたんだろう?
- 他の子は楽しく通っているのに・・・。
- 何か嫌なことがあるのかな?
- 保育園が合わないのかも?
- 休ませるべき?行かせるべき?
- でも、仕事も休みづらい・・・
登園拒否に関する情報を調べたり、直接保育士さんにも相談しました。
親がすべき対応や、良くない対応についても学ぶことができ、早速実践。
息子は再びニコニコ登園できるように!!
息子の登園拒否を乗り越えた実体験を踏まえ、
親がすべき対応について学んだことをシェアできればと思います。
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突然のことに、どうしたら良いのか悩みました。
仕事も休みづらいけど、子供が泣き叫ぶ様子は見ていて辛いですよね。
お子さんの登園拒否で悩んでいる親御さんの参考になりますように。
2歳児が登園拒否になる理由
慣らし保育も終わり、楽しく通うこと数か月。
何の心配もしていなかった矢先に登園拒否が起きると、心配になりますよね。
登園拒否といっても、その理由は人それぞれ違うかもしれません。
まずは、お子さんが登園拒否をしている理由・原因について考察してみましょう。
体調が悪い
登園拒否が始まって2~3日程度であれば、体調不良の前兆かもしれません。
体がだるかったり、お腹が痛かったり、頭がぼーっとしたり。
体調の変化をうまく言葉で伝えることができない2歳児。
不機嫌という形で体調不良を表しているのかもしれません。
保育園に嫌なことがある
- 苦手な先生がいる
- 苦手な活動がある
- 給食が美味しくない
保育園は集団生活の場です。
時には、自分の思い通りにならないこともあるでしょう。
集団生活では子供の成長も期待できる一方で、
集団生活のストレスから登園拒否が起きるケースも。
同様に登園拒否を経験したママの話によると、
「室内遊びが好きなのに、このところ外遊びが続いて嫌だった」という子も居たそうです。
自宅での過ごし方が原因になる場合も
- 生活リズムが合っていない
- 甘え足りない
自宅での過ごし方がお子さんの不安定を招いている場合もあります。
寝起きにグズグズしやすいお子さんは、登園前に余裕をもって起きていますか?
寝起きのスッキリしない状態では、イヤイヤ期も相まって癇癪が起きやすくなります。
また、最近、ゆっくりお子さんと1対1で関わることができていますか?
心理学によると、
2歳くらいの時期は、ママと離れることに強く不安を感じやすい時期でもあるそうです(再接近期)。
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我が家の場合は甘え足りないことで情緒不安定に。
年子で下の子が生まれ、
息子には寂しい思いをさせていたな、と反省。。
登園拒否への対応
まずは担任の先生に相談しよう
いつから、どんな感じで嫌がるのか、担任の先生と情報共有をしましょう。
先生の視点で、登園拒否のきっかけとなる出来事に心あたりがあれば、配慮してもらえる可能性も。
また朝「行きたくない」と泣く子でも、案外、登園してママやパパとバイバイした後は
ケロっと切り替えて元気に過ごせる子もいるそうです。
先生に相談しておくと、お迎えの時に保育園で1日どんな風に過ごしたか教えてもらえますし、
その情報をもとに親としての対応を考えていくこともできますね。
不安な気持ちを受け止める
お子さんの「行きたくない」を受けて、まずは不安な気持ちを受け止めましょう。
「そっか、行きたくないんだね。」の一言で良いのです。
お子さんは「自分の気持ちが伝わった!」と安心できるはず。
「ダメだよ!」「なんでそんなこと言うの!」と言いたくなる気持ちをグッとこらえて、
まずはお子さんに共感してあげましょう。
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「じゃあお休みしようか!」と言ってしまうと
「休めるんだ!」と登園拒否が続くこともあるそうです。
「保育園には行く」というスタンスを崩さず、
行きたくないという気持ちには寄り添ってあげましょう。
「お迎えにくるよ!」の安心感を
上記でも触れましたが、2歳頃は再接近期といって
ママと離れることに強く不安を感じやすい時期です。
「ママ(パパ)が、お迎えにくる」。
大人にとっては当たり前で、言わなくても分かってるよね、という気持ちになりますが、
お子さんはこの一言があるだけで大きな安心感に繋がるそうです。
「おやつの後にお迎えにくるね!」「短い針が4になったらお迎えくるね!」など
分かりやすくお迎え時間の目安を伝えられると良いですね。
降園後はスキンシップを
行きたくない気持ちを抱え、保育園で過ごすことができたお子さん。
降園後に「頑張ったねぇ!!!」とたくさん褒めてあげましょう!!
「ぎゅー しよう!」など、スキンシップをいつもより多めに取り入れてみてください。
スキンシップは心の安定につながります。
この時のコツは「お子さんだけに集中して5分」のスキンシップが良いそうです。
普段、テレビを見ながらだったり、家事をしながら、など「~ながら」でコミュニケーションをとりがちですよね。
家事の手を止め、お子さんだけに向き合ってしっかり目を合わせる。
たとえ短時間でも、このような密なコミュニケーションは子供の満足度も高く得られるそうです。
それでも登園拒否が続く場合の対応
上記のような対応をとってみても、登園拒否が続くケースもあります。
仕事を休めない状況だと、一刻も早く登園拒否を克服したいですよね。
登園拒否が長引く場合、克服までのステップとして下記を参考にしてみてください。
通い続ける
保育士さん曰く、2歳児の登園拒否は「あるある」。
よそのお子さんが楽しく通っているように見えても、実は自宅では「行かない!」と言っているかもしれません。
朝「行きたくない!」と言い続ける場合でも、
登園後に切り替えて元気で過ごすことができるようであれば、通い続けることでお子さんも徐々に慣れていくことが出来るでしょう。
行くハードルを下げてみる
パパかママの仕事の調整ができるのであれば、「今日は給食まで」と時間を短くしてみたり、通う頻度を減らしてみるのも一つの方法です。
保育園に嫌なことがある場合も、ゆっくり時間をかけて慣れることが出来るかもしれません。
また、朝の出発を嫌がる時には、
「先生に、お休みすること言いに行こうか。」と心理的にハードルを下げてあげるのも有効だそうです。
思い切ってお休みしてみる
登園拒否と併せて、
- 保育園でも1日グズる
- 攻撃的になるなど問題行動が増える
- 爪噛みをするようになる
このような様子が見られる場合は、子供は情緒不安定。
精神的に追い詰められているかもしれません。
仕事との調整が可能な場合は、一旦お子さんの気持ちを落ち着けるためにお休みしてみるのもアリだと思います。
その際、「拒否すれば休めるんだ!」と子供に悟られてしまうと、休み明け以降もいつまでも泣き続けるかもしれません。
登園拒否のために保育園を休ませる場合は、
「今日はママの仕事がお休みなんだ!」や「今日は●●の用事があるから」などの別の理由を挙げてお休みすることをサラっと説明しましょう。
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我が家も一時的に登園頻度を減らしたり、お迎え時間を早めるなどの対応をとりました。
私はフリーランスの在宅ワーカーなので、比較的臨機応変に調整ができたのが幸いでした。
【体験談】自宅での過ごし方を変え、登園拒否を克服!
ちなみに我が家の2歳児も登園拒否と併せて
爪噛みやグズりやすくなる、落ち着きがなくなるなどの様子が見られました。
当時、夫の仕事も忙しい時期だったため、私がワンオペで年子の2歳息子&0歳娘と過ごす日々。
子供たち二人ともに平等に愛情をかけていたつもりでも、上の子には我慢をさせていたのでしょう。
また息子に対しては日々強く怒ってしまうこともあり、
息子にとって愛情不足と感じてしまったのかもしれません。
母親としてショックも受けましたが、
「自宅での過ごし方に登園拒否の理由があれば、そこを改善すれば登園拒否も落ち着くはず!!」と思い、
保育園の先生とも連携し、自宅での過ごし方を変えてみたり、早めのお迎えの時間にしたりと工夫した甲斐あってか、以前のように元気に登園し、穏やかに集団生活を送れるようになりました!!
具体的に自宅でどのように過ごしていたのか、別の記事で詳しくまとめたいと思います。
併せて参考になさってください。(▷記事へ)
こんな対応は逆効果かも!
叱る・怒る
ただでさえ自己主張も強くなる2歳児。
度々のわがままに加え、登園拒否まで起きてしまったら
「どうしてそんなこと言うの!」とお子さんを責めたくなる方も居ますよね。
私も内心ガックリきてしまい、「わがまま言わないの!」と言ってしまったことがありますが、
子供にそんなことを言っても、泣いて状況は悪化するだけです。
親だって泣きたい気持ちになるところですが、グッとこらえ、お子さんを責めないように気を付けましょう。
ポジティブな声かけばかりする(盲点!!)
これ、多くのパパやママがやりがちだと思うんですが、
登園拒否に対して
- 「●●ちゃんと遊べるよ!」
- 「今日の給食、〇〇だって!」
- 「行ったら楽しいよ!!」
など、ポジティブな声かけばかりしていませんか?
大人は嫌なことがある時、ポジティブなことを連想し、どうにかして自分のモチベーションを保つこともありますよね。
しかし、だからと言って子供も嫌なことを割り切れるほど、大人のようにはいきません。
お子さんにとって、
色々と楽しいこともあるけど、それでも嫌だから登園拒否が起きているのです。
「行きたくないって言ってるのに、パパやママは分かってくれない」と子供が感じないように、
まずは「行きたくない」の気持ちを受け止めることが大切です。
そのうえで、お子さんがちょっと「行ってみようかな・・・?」と前向きになることが出来れば、
そのタイミングでポジティブな声かけを取り入れてみると良いかもしれませんね。
まずは理由を見つけて、子供の気持ちを受け止めよう
保育園に通っていた子供が突然登園拒否になると、親も不安になるものです。
しかし、焦りは禁物。
まずは理由をみつけて、一つずつ対応を見直しましょう。
子供の気持ちを受け止めてあげると、次第に落ち着いていくはずです。
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登園拒否の経過の詳細や、
お休みした日の過ごし方など
ブログ内で別記事にまとめています。
登園拒否で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
(青文字からリンクに飛びます。)
再び笑顔で登園できるようになりますように・・★
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